最初のインストレーションinアテネ
最初にフレームが出来上がりユニットを取り付け始めたのはカヌーの会場だ。ここは元国際空港だったヘリニコンにあり、代理店の事務所からも近かったので工事をすると言う面では楽だった。
しかし、屋外でしかもカヌーのコースとなる溝を作ったり、山を平地にしたり、芝を張ったりしている工事の最中で埃がひどく環境的にはあまり良い物ではなかった。
最初にユニットの取り付け作業から始めて、作業の完了までに3日を要したが、埃がひどかったためにユニットの表面が取り付けた日によって汚れ方が違うと言う事態が発生した。
数日経てば埃が積もって同じ様な汚れになり取り付けた日による違いはなくなるのであるが、はになって仕方がなかった。「最後に掃除をする」と言う前提でユニットを取り付ける工事を終了させた。
屋外作業での3日間に雨が降ることもなく埃の問題を除けば順調に作業は進行した方だ。
ここで取り付けたのは中国製のユニットで取り付け作業では問題はなかったものの後から大きな問題の発見になる最初のインストレーションだった。
その後、ユニット間のケーブルを繋ぎ、外部からの信号線、電源のつなぎを待つ状態になったのだが、野っ原の真ん中に無防備に建設されたフレームに避雷装置がついていないことがわかり、この作業は中止され、避雷針の取り付けを最重要作業として業者に委託した。
丁度このころアテネでは季節の変わり目か、天候が急変することがあり、雷が鳴り、一時的な土砂降りになることがあったから、避雷針を取り付けずに外部の線と接続することはユニットを全滅させる危険をはらんでいたためだ。
それにしても肝心なことがなされていないのはギリシャ流の仕事だ。
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